適当なブログ

適当に日記です

友人の自殺

少し落ち着いたので書きます。

先月友人が車で練炭自殺をしました。

その人はどんな人だったかというと、
小学生からの同級生で中学も一緒、20前後の時はいつも一緒に毎日行動してた、私の世代前後では一番ヤンチャな事で有名な大工さんでした。

ヤンチャな人達との関わりが面倒で私は20過ぎから距離を置いて離れていったのですが、

去年の年末に久々に大宮で再開し連絡を交換しました。

それから今年に入り、統合失調症になった事を友人の兄から聞かされました。
県の命令で数ヶ月間強制入院し、退院した三日後に自殺しました。

自殺する前日に私は電話をしました。

本人は自分が病気だと思っていない様でした。そして、大量の薬を飲んでいることにより、あまり考えられないし、食事も出来ない、死にたいと言っていました。

本人の症状はたまに暴れてしまう様で、それを押さえる為に鎮静作用のある薬を大量に服用させていたのでしょう、それにより鬱っぽい印象に変わっていました。

本気の「死にたい」という言葉は初めて聞いた気がします。
楽な死に方を、必死に教えてくれと何度も聞いてきます。

特に深い関わりを持った友人の一人です。

色々とアドバイスをした上で、「本当に死にたい時は手伝うから連絡して」とだけ伝えて電話を切りました。
そう言っておけばいざと言うときに電話をくれると思ったからです。

翌日に私の家に行くと言い残し行方不明になったと友人のお母さんから電話がありました。

元々友人が住んでいた実家の敷地内にある車の中にいました。
私が発見し、バットでガラスを割りました。

もう固くなっていました。




私は自殺願望はありませんが、深く考えさせられました。

自分の事を客観的に見ることが出来ない状態で、回りの人間から責め立てられながら薬を無理やり飲まされている。
それにより、食事すらできなくなり、頭はボーッとする。

その本人から見ればそれは地獄なんだろうな、と。
そしてそこから逃げる手段は多分、本当に自殺以外にないのかもしれないな、と。